真性包茎の治し方を徹底比較!
[char no=1 char=”つるりん”]私は真性包茎の手術を受けましたが、「どうやって治すのがベストな選択なんだろう?」
と術前に真剣に考えて、いろいろと調べつくしました。[/char]
私の真性包茎は、普段はもちろん、勃起しても亀頭が包皮に隠れていました。
包皮の出口を「包皮輪」といいますが、その穴が極端に小さく、亀頭のもっとも張っている部分(俗にいうエラ)を超えることができませんでした。
陰茎をむくには、思春期までの包皮がまだ柔らかいうちに、十分にむく練習をしておくことが大切ですが、私は、その練習をあまりしていなかったのです。
包皮輪は、大人になってからでは、伸縮性がなくなり、亀頭を超えるほど大きく開けなくなっていました。
真性包茎のデメリットは?主な問題を3つあげると
1:おしっこがどこに飛ぶかわからない・・。
真性包茎では、尿も勢いよく出せなくなるなど、日常生活でのデメリットがありました。
おしっこの出口がせまいので、おしっこが亀頭から出たあとに、いったん包皮の中にとどまって風船のようになることも。
その後、ある程度の圧を持ってその風船から飛び出す形になるので尿が飛び散ったり、包皮輪のたまたま向いていた方向により、思いもよらない方向へ飛んでしまったり。。
トイレで失敗すると、衣服を汚してしまうという地味に大変なこの問題。
おしっこをするときになるべく、皮を引っ張ってから放尿するなどの工夫が必要。
真性包茎の人は、包皮輪の位置を指先で確認してから、おしっこをしていると思います。
2:包皮と亀頭の間に、よごれが溜まる
亀頭を完全に露出できないので、尿や精液が、そのたびに包皮の中に溜まります。。
大部分が排出された後も、よごれが包皮と亀頭の間に残ります。
そのことで包皮が赤くなったりただれたりする、「包皮炎」という病気になったり。。
真性包茎が不潔なのは、こんなところからも明らかです。
私は、石鹸液を、包皮の中に含ませるイメージで洗うなど、できるかぎり清潔にしましたが、実際にはペニスの恥垢を取り除くことはできず、悪臭の原因になり、付き合う女性から嫌な顔をされました・・。
3:真性包茎が原因で性病になる
性病は、細菌やカンジダ(カビ)、コンジローマ(ウィルス)などが原因です。
菌は、適度な温度と湿度、それに栄養となるものを好み増えていきます。
精液や尿がこびりついてじめじめしている真性包茎は、菌の温床になりやすく、”亀頭包皮炎”や”カンジダ症”などの病気にかかりやすい状態。。
もし感染して、赤くなったり、かゆくなったりしたら、石鹸で洗えば治る、というものではありません。
カンジダやコンジローマは、一般の石鹸では効きませんので、早めに病院で正しく対処する必要があります。
真性包茎は、自力で無理やりにでも包皮をむくべき?
真性包茎を治すべく、自力で一気にむいて、無理やりにでも亀頭を露出したらどうなるのか?
自力でむいて、亀頭に異常がでなければ、ズルむけおめでとう!!!
となるはずなのですが・・・・、現実はそう甘くありません。
もともと真性包茎の人の包皮輪はとてもせまいのです。
自力で無理やりむいた後に、包皮が戻らなくなってしまうと、徐々に陰茎と包皮の血流が悪くなってしまいます。
せますぎる包皮輪に、包皮と亀頭の根元がキュッと絞められた状態だと、包皮がぱんぱんにむくみ、亀頭が紫色になることも・・・。
この状態をカントン包茎といい、首絞めと同じ。。
陰茎は死にひんしています。
真性包茎を無理やりむいて失敗した場合は、早急に包皮を元に戻さなければいけません。
自分でできなければ、医療機関の医師に多少強引でも戻してもらうことになります。
戻らない場合は、陰茎が壊死してしまう前に、緊急手術で包皮輪を広げて、陰茎を救出する必要があります。
真性包茎を治すために無茶をして、カントンになっては本末転倒。
焦りは禁物です。
真性包茎を治す方法は2つ!
真性包茎の治療方法は、大きくわけて、以下の2つです。
1:ステロイド軟こうで治す!
ステロイドには皮膚を柔軟にする効果があります。
お風呂上りなど、血行が良いときに包皮輪周辺に塗り、包皮を柔らかくします。
そして、柔らかくなった包皮輪を、むく練習によって徐々に広げていきます。
うまくいけば、包皮と亀頭の癒着を改善させることができます。
ただし、余分な包皮を切り取るわけではないため、見た目はまだ皮をかぶった状態。
はたして「真性包茎、卒業!」といえるかは疑問です。
2:包茎手術で治す!
自信を持って「真性包茎を治した!」と言うには、やはり包茎クリニックの手術です。
真性包茎手術の手順は、次の2ステップ、ないし3つのステップで進められます。
1step:包皮輪を大きく広げる。
2step:余っている皮膚を切り取って、常に亀頭が露出した状態にする。
3step:陰茎を身体の中から引っ張り出す。
1stepの手術段階で、真性包茎の治療は終わっています。
ただ、包皮と陰茎のサイズ(長さ)は変わっていないので、通常時でも勃起時でも、亀頭は出ない状態です。
そのため、2stepで余分な包皮を切って、いわゆる「ズルむけ」の状態にまで治します。
真性包茎だと、成長期もずっと亀頭が包皮の下にあるため、亀頭は成長せず、先細りの形になってしまうことも。
包皮輪が大きくなるだけでは、亀頭がむけた状態をキープできない可能性が残ります。
3stepの陰茎を身体から引っ張り出す手術は、身体の外に出た陰茎がとても小さい男性におこなわれます。
陰茎を支えている筋の一部を切り、身体外に出た陰茎を長くします。
また肥満の男性には、陰茎のまわりの脂肪を吸引して、陰茎を長くみせる手術もあります。
真性包茎を治すのに、ステロイド軟こうを使う場合の注意点!
真性包茎をステロイド軟こうで治すには、1日2回、朝晩にステロイド軟こうを包皮輪に塗りこみます。
私自身は経験がありませんが、徐々に包皮が薄く柔らかくなるそうです。
ただ、一般的には
「ステロイドは副作用が怖い」
「ステロイドの副作用は強い」という問題があります。
真性の人が使う場合は、弱いステロイドを選ぶなどの工夫をして、大きな副作用がでないように注意しなければいけません。
また、包皮をむく練習をしているときに血が出た場合、むく練習は即中止!
それから、包皮輪の周辺は十分にきれいにしてください。
細菌やウィルスが包皮の傷につくと、ステロイドはウィルスや細菌の栄養となり、傷の状態が悪くなります。
欧米の資料では年齢に関係なく、真性包茎の約70%をむくことができたというデータがありますが、注意したいのは、ステロイド軟膏で成功しても、上記でお伝えした”1step:包皮輪を大きく広げる”が終わっただけに過ぎない、ということです。
包皮と勃起した陰茎のサイズによっては、勃起しても亀頭がぜんぶ出ないことは、十分に考えられます。
もちろん、亀頭を出せるだけで、性病への感染のリスクは激減します。
真性包茎を治す方法として、試す価値はありますが、ステロイド軟膏で真性包茎が本当に治るかどうかは疑問が残ります。
本人が思う「脱・真性包茎」の理想次第、ということになります。
ステロイド軟膏で真性から一度むけた後は、むけた状態のままにしたいのはやまやまですが、カントンになってしまう危険性があるので、包皮はその都度、しっかり元の位置に戻しましょう。
普段は真性のときと同じくかぶった状態で過ごし、シャワー時など清潔にするときに、むく練習をすることで、包皮輪は大きいままでキープできるとのことです。
真性包茎の割合について
日本人の、だいたい7割ぐらいがいわゆる「仮性包茎」に該当するという説があります。
しかし、大浴場や温泉では、みな露茎している男性ばかり。
この数字の信憑性はわかりませんが、そのうち、「真性包茎」は1%くらいなんだそうです。
正式な調査があったわけではないので、おそらく、泌尿器関係者が接した人数での割合だと言われています。
そして、新生児の段階では、9割程度が真性包茎と言われています。
大人になるにつれ、自然にむけていったり、自分でむいたりするのが、日本人男性の特徴です。
真性包茎が1%ということは、100人に1人ということです。
決して少ない数字ではありません。
重度の仮性包茎の男性も数に入れると、かなりの数の方が、包皮にトラブルを抱えていることがわかります。
知名度の高い上野クリニックでは、年間の包茎手術件数は10,000人以上。
毎年、包茎トラブルを解決するため、治療している男性が沢山いるんですね。
真性包茎と仮性包茎との違い
仮性は、普段は皮をかぶっているけれど、「むこうと思えばむける」状態。
陰茎のサイズより包皮が多く、ダブついている場合におこります。
勃起すると、陰茎や亀頭自体がふくらむので、ダブついていた包皮が消費され、亀頭が頭を出せます。
しかし、重度の仮性は、包皮のダブつきが多く、または、陰茎が極端に小さいことで、勃起しても亀頭が包皮から出ず、ほとんど真性包茎と変わりません。
真性包茎との違いは、包皮輪が狭まっていないことだけです。
大半の包茎クリニックでは、悩める男性にたいして無料相談をおこなっています。
仮性でも真性でも、正しい治療を受けることをおすすめしたいと思います。
私が真性包茎を治した理由
真性包茎には、どんな汚れや細菌が詰まっているのか。
それは、本人だけでなく、性生活のパートナーも、非常に気になることです。
実際には、人間には自浄作用があるので、真性包茎でも普通の生活をしていて清潔にしていれば、包皮炎を繰り返したりすることはほぼないと思います。
しかし、「実際に感染のリスクがあるかどうか」では済まない問題があります。
自分への自信、パートナーへの配慮、大人の営みを楽しむためのあらゆる要素が詰まっています。
実際に、かなりの女性が、「真性包茎の男性との性行為への抵抗感」を感じています。
インターネットで検索すれば、真性包茎のパートナーにたいして悩みを抱えている女性の投稿が目に入ります。
けれど、その想いが男性本人を前に口に出されることは、ほぼありません。
なんとかして、性行為の数を減らす、性行為の数を減らすために会う数を減らす、と、女性側がフェードアウトしていくことで、関係が解消してしまうことも、少なくない実例です。
真性包茎の手術は、美容形成の分野といっても過言ではありません。
理想の大人の自分を手に入れるなら、やはり自分で思い通りの姿になる包茎手術を受けて、しっかり治すことが、最善な方法になると思います。